「コンドームなんて、なにをつけても同じ。」
そう思っていませんか?とくに男性は、コンドームと性器の摩擦が起きないので、女性に比べると差を感じにくいものです。
コンドームの目的は「望まない妊娠や性感染症を防ぐため」のもの。快感を増強したりエッチな気分になったりする、いわゆる“アダルトグッズ”とは違い、衛生用品というカテゴリです。
そんなコンドームをもっと知ろう!ということで、3つの実験を行いました。また、実際に5組のカップルに使い比べてもらい“推しコン”を選んでもらう企画も実施。
果たしてどんな結果になるでしょうか。
中学生くらいのときに、クラスで一人は「コンドームに水を入れてみようぜ!」なんて人がいたと思います。意外なほどに水が入っていくので、破れたときには大惨事…なんて経験がある方も多いのでは?そんな童心(?)に訴えかける実験を行いました。
コンドームがどのくらい伸びるのかは、装着時のつけやすさに影響します。また、伸びがよいコンドームはペニスとしっかり密着し、挿入時のごわつきを軽減してくれる、外れにくいコンドームともいえます。
コンドームの中に決められた量の水を入れ、それぞれどんなカタチになるかを見てみます。下に垂れ下がるほど、伸びのよいコンドーム、ということになります。
薄いコンドームの方が、中に注がれた水分の重量で影響を受けやすいため有利と予想されますが、果たしてどのような結果になるでしょうか。さっそく動画でチェックしてみましょう!
- シリンジを使い、各コンドームに300mlの水を入れます。水は常温とします。
- こぼれないよう口をしばり、コンドームの変形を観察します。
5種類の中で、一番伸びたのは“003”!ラテックスの柔らかさと0.03mmの薄さの相乗効果で、ポリウレタン製の“001”よりも伸びるという結果になりました。また、普通のラテックスよりも柔らかいことがウリの「SKYN」は、今回の実験ではあまり差を感じられない結果に…。また“009”は厚いこともあり、やはり伸びがよいとはいえない結果となりました。
自分に合ったコンドーム、使ってますか?
いざという時に装着しづらい、いつの間にか抜けていることがある…それらの悩みは正しいサイズのコンドームを装着することで防げる可能性があります。
コンドームの標準サイズは、直径32mm〜36mm。メーカーや商品により差があります。標準以外のサイ ズはスマートサイズ、ビッグサイズ、超ビッグサイズが主なラインナップ。各数ミリずつの差があります。 数字で見ると大きな違いには見えませんが、実際に比べてみるとかなりの差があります。
また、ポリウレタンのコンドームは少しタイトなので、ラテックスでは標準サイズの男性もポリウレタンではラージが適切な場合もあります。(使い分けているユーザーは意外と多いです!)
ここでは、ひと目見てサイズが分かるよう大きさ順に並べてみました。
みなさんがよく「大きい」「小さい」というのは長さのことが多いですよね。世界のペニスサイズランキングで指標となっているのも長さのみ。長いとエロかったりエラかったり…ということなんでしょうか?けれど、コンドーム選びに大事なのは、長さではなく太さなんです!
長さを測るより手間がかかるため、太さを測ったことがある人は少ないかもしれませんね。ではさっそく、ペニスの太さを測ってみましょう。
- 勃起状態にして、サオの部分を伸びないヒモで測ります。タコ糸のようなものが最適ですね。
- ヒモにペンなどで印を付けます。数ミリ違うだけでワンサイズ変わってしまうので、ここは慎重に!
- 出た数字を「3.14」で割ります。直径の長さが出るので、最適コンドームサイズが分かります。 ※ノギスを使って直径を測るのももちろんOK!亀頭が大きいタイプのペニスは、こっちのほうがより最適な答えが出そうです。
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