- 梅毒ばいどく
- 性感染症のひとつ。粘膜や皮膚の接触により感染する。
解説
病原体は梅毒トレポネーマと呼ばれる菌が感染することで起こる。時間経過と症状により早期顕症梅毒、晩期顕症梅毒、無症候性梅毒に分類される。非常に感染力が高く、保菌者とコンドームを用いずセックスした場合30%の割合で感染するほどである。日本では1987年に流行のピークを迎えその後は年々減少傾向だったが、ここ数年で爆発的に罹患者が増えている。
初期症状で感染部のしこりやリンパ節の腫れが起こることもあるが、症状は自然と収まってしまうので治療の機会を見失ってしまうことも。感染後数ヶ月すると皮膚にうっすら赤い湿疹(バラ疹)ができることもあるが、これもまた数週間程度で症状自体は収まってしまう。そのまま無治療で過ごすと内臓へ症状が表れ、命を落とす可能性もある。
オーラルセックスでも感染することがあるので、「もしかして…」と思ったら泌尿器科や婦人科で検査してもらおう。感染初期(約3週間)は感染していても陽性反応が出ない場合があるので、十分な期間を置いてから検査をする必要がある。
治療は抗菌薬を医師の指示の下服用する。場合によっては抗菌剤の点滴をすることも。治療期間中の性的接触はもちろんNG。しっかり治してお医者さんにOKが出てから、思う存分楽しもう。
用例
「いま若い女性に梅毒が増えているとか…。無料で検査できるときもあるみたいだね。」
「梅毒って全身に症状が出るから、意外と見逃されやすいらしい。」
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