- テストステロンてすとすてろん
- 男性ホルモンの一種。
解説
男性ホルモンにもいくつかの種類があるが、その中でもとくに重要な役割を担っているのが「テストステロン」。胎児期に男としての身体が形成されるためにも必須で、第二次性徴期にも身体の大きな変化が起きるとき、とくに多く生産される。
テストステロンは身体的な男性らしさ、精力に影響を与える。筋肉の付きやすさや、勃起力などが代表的なもの。ほかにも精神的な男性らしさにもテストステロンは大きく関わっている。好奇心を持ち精力的に行動できる、リーダーシップを発揮して人間関係を良好に保つなど、意外なところで一役買っているのだ。
また、男性のみならず女性にもテストステロンの分泌はあり、血中テストステロン値が大きいと性的な刺激に対して反応が高くなる。テストステロンは天然の媚薬とも呼ばれているのはそのためだ。
テストステロンの分泌は20代がピーク。その後は徐々に右肩下がりになっていく。最近は朝勃ちしないな…なんてことが目立ってきたら、テストステロン値が下がっている可能性も。
毎日の軽い運動や筋トレを続けることで、テストステロンの分泌を上げられる研究結果が出ている。また、ラブサプリに含まれていることが多い高麗人参にもテストステロン値を上げる効果がある。
病院でテストステロンの補充治療も行われているが、男性更年期の急性的な症状を抑えるための対症療法という考え方が一般的。
ストレスを溜めすぎないことや日常的な運動など、健康的な生活を心がけることがホルモンバランスを良好に保つことにも必要だ。
用例
「テストステロンの95%は睾丸でつくられている。」
「下半身の筋トレは、テストステロンの分泌を良好にしてくれる。」
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