- ガマン汁がまんじる
- 「尿道球腺液」の俗称。先走り汁、カウパー腺液などとも呼ばれる。男性が性的興奮を覚えた際、尿道口から分泌される体液。
解説
ムラムラすると、いつの間にか染み出してくるガマン汁。精通済みの男性にはお馴染みだが、では「なぜそんな液体が出てくるの?」と改めて問われると、答えられる人は多くなさそうだ。
ガマン汁が分泌される理由は、2つあると言われている。一つは、性交時における、男性器と女性器の摩擦の軽減。もう一つは、精子の保護のためだ。前者はわかりやすいが、後者については少し説明が必要だろう。
実は、男性の尿道と女性の膣内は弱酸性で、精子がダメージを受けやすい環境なのだ。そのため、男性の体は射精前に弱アルカリ性のガマン汁を分泌し、尿道と腟内を中性にすることで、精子を守るのである。
もしガマン汁が存在しなければ、出生率は大きく下がることだろう。あまり認識されていないが、人類が子孫を残すための、たいへん大事な体液なのだ。
なお、ガマン汁が分泌されるとき、同時に尿道から精液が(射精を経ずに)出てくることがある。「ちゃんと膣外射精したのに…」と後悔する人が出るのはこのためだ。明るい家族計画家のためにも、挿入前からしっかりとコンドームを装着しよう。
ちなみに、ガマン汁がコンドーム内に溜まると、滑って外れやすくなる。汁が出やすかったり、射精まで時間がかかる方は、交換用のコンドームをたくさん用意しておくべきだろう。「でもゴムってけっこう高いし…」という人には、コスパ抜群の「NLSコンドーム(144個入)」がオススメ。ぜひためしていただきたい!
用例
「うわ最悪! パンツにガマン汁が染みてきた! 脱いでから動画観るんだったなぁ…」
「ガマン汁と一緒に精子出るって有名じゃん…『外出しするから!』じゃなくて、着けてよ、ゴム」
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