- ギガトルネードDX ヤマダ電動オナホ
- 商品コード: TAMS895
- 9,504 円
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小さい、小さすぎるぞ。そしてあまりに弱いではないか。
決して大きいとは言えない我が相棒。そんな彼が終ぞ果てることができなかった。理由は明快だ。致すにはあまりにも小さかったのだ。
サイズは全長28cmと表記されているが、果てに至る穴の深さはたった8cmほど。それでは相棒を呑み込むことなどできるはずがない。
さらに言えば、広さすら満足なモノではなかった。硬質な黒い外殻に覆われた白いホールは、広がることなどできるはずもなく、相棒を挿し込んでも拒絶されてしまう。えいや、と無理に押し込めば、ホールは逃げ場を失ってはみ出してしまうのだ。
また、付属してくる土台も弱かった。おそらく、粘着力と吸盤の吸着力で固定しようというのだろうが、横に固定すればたやすく剥がれてしまうのだ。
それを防ぐため取れる手段は2つ。1つは手で抑えるというモノ。待て、それはおかしい。ハンズフリーと表記されているのに手を使ってしまっては、手が束縛されてしまうではないか。
ゆえに取れる手段はもう1つ。それは縦にするというモノ。横にすれば剥がれてしまう、ならば横にしなければ良い。
やはりおかしい。縦にするということは我が相棒を床に対して垂直に挿し込むということ。足のサイズは平均26cm。爪先で脚を持ち上げてもこのグッズの全長28cmには全然届かない。太もものサイズなら平均48cmで、土台の高さ含めても十分だ。
だがそのままでは上半身がキツイ。上腕のサイズは平均33cmなので、高さ的にはなんとか可能。なるほど、メーカーは弱めのプランクをしろと言っているのだ。果てるまでの10分弱の腹筋の強化…。
人によっては辛いだろうし、私もそれでは相棒に満足な快感を与えてやれない。ゆえに考えた。下半身を持ち上げたまま上半身を楽にできる姿勢はないものか、と。
なるほど見つかった、流石は情報ネット社会だ。以前私も見たことがある。うつ伏せで寝るようにして下半身だけを持ち上げる姿勢だ。それは「jack-o-challenge」とも呼ばれた例のポーズ。つまりメーカーはあのセクシーポーズを強いたいわけだ。
詰み、だ。ハンズフリーを求めようとすればそれ相応の対価を支払わなければならない。対価とは私の肉体的負担だったわけである。そうなると必然的にハンズフリーは諦めなくてはならない。片手でコレを持ち、もう片手でスマホやマウスを操作する。
ふむ? なにか忘れているような。ああ、そうだ。
結局、穴が窮屈なことにも変わりはない。やわらかくはあるが、逃げ場がないゆえに挿し込むことが難しいホール。なんとか挿し込めるのは先端だけだ。
どうやらメーカーは相棒の先端が8cmもあると勘違いしているらしい。生憎と我が相棒の首は3cmほど、半分以上余ってしまう。相棒はロクに入らない。これではただの亀頭の拷問器具だ。可哀想ではないか。
では、この問題を処理しよう。穴に入れたとき逃げ場がなく、挿し込みを拒絶されてしまうのなら、逃げ場を作ってやれば良い。幸いなことに、コレには取り外し機能がある。それを使えば硬質な黒の束縛から抜けることができる。
本末転倒ではないか。電動性を失えばそれはただの穴だ。初めからそういうモノを買えばいい。せめてもう少し広くはできなかったのか。
そもそもその電動機能すら怪しいモノだ。強引に挿し込んで起動したとき、コレはろくに動かなかったのだ。少し角度がズレればまともに前後の動きも回転もしない。
初めて買ったのがコレだ。ひどくむなしかった。
改良点は、固定性・穴の広さと深さ・電動機能。固定性はいっそクランプなど別の方向性で固定するのもアリか。穴の広さと深さは購入の際にサイズを選べるようにし、さらに別売りで取り換えられるようにするとか。電動機能はメーカーの努力次第。
さらに言えば、ホールの収納に手間がかかる。収納棒を用いてもろくに進まず、破れてしまう恐れがある。なので、プラスチック部分を一部開閉可能(もしくは取り外し可能)にしたほうが、ホールの収納が楽になって助かる。