- 恥垢ちこう
- 性器についた垢。放置しているとニオってくる。
解説
人間の性器は男女問わず、薄い皮膚が伸び縮みに対応するため、折り重なったりヒダ状になったりしている。そこへ、膣からの分泌物、カウパー腺液、尿、汗などが入り込みやすい。新陳代謝によって剥がれ落ちた角質もそれらに混ざり、皮膚のミゾに溜まったものが恥垢と呼ばれるものだ。
ヒダや皮を伸ばしてていねいに洗い落とせば臭うことはないが、見えにくい部分のためしっかり洗えていないこともしばしば。
男性では包皮の中、亀頭周りがフォーカスされがちだが、玉袋も実はニオイやすい部分。女性の場合では小陰唇と大陰唇の間のミゾ、陰核の包皮内に恥垢が溜まりやすい。
どちらの場合もデリケートゾーン用ソープをしっかり泡立てて、ヒダやシワを伸ばしてやさしく撫で洗いするのが基本。ゴシゴシ擦ってしまうと角質層が傷つき、皮膚の生まれ変わりのサイクルが乱れてしまう。肌荒れを引き起こして、余計に垢が出やすくなってしまうこともある。
溜まってから落とすのではなく、溜まる前に毎日きちんとお手入れすることが大事だ。
用例
「いい雰囲気になったのに、恥垢があったら台無しだよ。」
「毎日しっかり洗わないと、恥垢はなくてもニオイが残る。」
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